冬の大三角~西湖に傾く

2018年12月16日 3時58分頃
NIKON D810A + AF-S 20mm F1.8G F3.2 露出13秒 ISO 3200
※ 星野=滲みフィルター(Lee 3)あり4枚となし1枚をSequator処理。前景はフィルターなし5枚を加算平均して Photoshopでマスク合成。その後、PhotoshopとLightroom で現像。

雪頭ヶ岳から降りてきて高速に戻る途中、西湖の東岸で冬の大三角が沈んでいくのが見えました。車を止め、岸辺のボートを入れて撮った一枚です。
西湖からは根場でないと富士山星景は撮れないみたいですね。でも、山に挟まれた空間にオリオン、大犬、子犬がぴったりはまり、アルデバラン(おうし座)もぎりぎり残っていて、割りと気に入っています。

富士山と冬の大三角~雪頭ヶ岳より

2018年12月15日23時59分前後 
D810A / AF-S 20mm F1.8 (F2.8) / 13秒 / ISO3200
※「Lee3フィルターあり5枚と同なし1枚」と「その逆」をSEQUATORで合成し、Photoshopで統合。スキー場の明かりはISO800で露出を落としたものをPhotoshopでマスク合成

前回の続きです。星に合わせた露出のままだと、スキー場の明かりが富士山の山際を超えて空まで届き、見られたものではないため、苦肉の策を弄してここまで持ってきました。

  

富士山と冬のダイアモンド

2018-12-15 23:30頃 
Camera:NIKON D810A LENS:SIGMA 15MM Fisheye F2.8 (F3.5)  
星野:(20秒・ISO 3200)×7枚をSequatorで合成 
前景:ISOとF値を変えた4枚をマスク処理 
Software:Photoshop & Lightroom Classic 

西湖から雪頭ヶ岳にナイトハイクして撮影。
ホームページにスキー場のナイターは翌週末開始と書いてありましたが、この夜は零時過ぎまで煌々と輝いていました。普通に撮ったら興ざめもいいところだったので、地上部はF値とISOを変えて暗く撮ったものとマスク合成しました。当日は気温-9度なれど、風がほとんどなく、ただただ強烈なナイター照明が残念。 
魚眼でもスバルの下にウィルタネン彗星が写っていたのにはちょっとびっくりです。

ギボシから望む

2018-11-24 10:20   Fuji X-E3   XC 15-45mm (15.6 mm)  F 8   1/680 sec   ISO 200
Software: Photomatix / Adobe Photoshop Lightroom Classic

初冬の穏やかな一日、ギボシから権現岳、三ツ頭、富士山を望みました。 厳しさよりも優しさ――。こんな日もあっていいじゃないか、と思いながらシャッターを押した一枚です。

下は同じ時に撮ったパノラマです。阿弥陀岳、赤岳など八ヶ岳の主脈から権現岳、遠景は左端に蓼科山、右端に富士山がぎりぎり写っています。

権現と富士

2018-11-24 10:52
X-E3   XC15-45mm (24.2 mm)   F 11   1/320 sec   ISO 200
Adobe Photoshop Lightroom 

逆光の権現岳と富士山を切り取りました。
権現岳の斜面には霧氷が残っていて、黒い岩肌と好対照。これから雪が降れば、真っ白の世界になるんでしょうね。

晴天八ヶ岳と霧氷

2018-11-24 10:35
X-E3   XC15-45mm (20.3 mm)  F 6.4   1/680 sec   ISO 200
Photoshop Lightroom Classic

権現岳山頂付近から、赤岳、阿弥陀岳方向を望む。あまりに好天で霧氷も融け、ここくらいしか残っていませんでした。でも、硫黄岳の頭だけは真っ白。気持ちよかった~。

権現と富士と太陽~トリプル・パワー・スポット


2018-11-24 10:45
X-E3   XC15-45mm (15 mm)   F16   1/210 sec   ISO 200
Photomatix Pro(EV±1) / Adobe Lightroom Classic

先週末の三連休、林道が冬季閉鎖される前に観音平から権現岳へ登り、三ツ頭を回って戻りました。根性なしなので編笠山はパス(苦笑)。

当日は風も弱く、ご覧の通りの快晴でした。権現小屋の上に出た時、たまたま太陽と権現と富士山が重なっていました。トリプル・パワー・スポットだなあ、と思いながら撮ったワンショットです。

冬のダイヤモンド~苗場山 中の芝から


2018-11-11 04:04頃 D810A / Distagon15mm F3.2
露出20秒 ISO 4000 
自作滲みフィルター(前面)使用5枚&不使用ファイル2枚をSequatorで処理
⇒ Photoshop、Lightroomで現像

午前1時前から歩き始めて約2時間、中ノ芝で撮影。神楽ヶ峰の方角で光害は非常に少なかったのですが、大気の状態は今一つで、現像で強調処理するとガス領域以外も赤くなってしまいます。

「冬のダイヤモンド」って言葉、子供の頃は知りませんでした。昔からあったのかな? ベテルギウス(オリオン座)やカストル(双子座)をハブいて六角形に見立てるのは、僕に言わせれば相当無理があるような気がします。でも、写真撮るときはこの切り取り方が結構便利なんですよね。大犬の下半身を除外して冬の星座を一網打尽にする理由にできますから。

火星と木星の競演~はじめまして

2018-07-14 21:37頃  D810A / Distagon 15mm F3.5
露出 15秒×6 Sequator → Photoshop & Lightroom
ISO 3200 場所:越後駒ヶ岳

はじめまして。最初の投稿は、今年7月に越後駒ヶ岳で撮った夏の銀河と木星(右の白い輝星)、大接近中の火星(左の赤っぽい輝星)のコラボです。今年の夏はこの豪華な組み合わせが特徴でしたね。実は銀河の中に地味に土星、本来なら火星のライバルのアンタレス(さそり座の一等星)もいるんですが・・・。前方に中ノ岳も見えます。

ガスと夜露がすごくてヒーターがきかず、レンズプロテクターを拭きながら撮った結果、光芒が放射線状に滲んでしまいました。ある意味、失敗なんですが、これはこれで面白いかな、と思ってます。