今月は週末の天気や月齢の関係に加え、お彼岸で帰省もしたので星見と山は前半の2回だけでした。そこでまた、9日夜の会津駒から撮った星景です。
この夜は雲が出て星景のコンディションが良くありませんでしたが、尾瀬方面の雪景色と星のコラボは素晴らしかったです。
次の写真は定番の冬の大三角。同じような写真が多くてすみません。
星景写真と山の写真を載せた不定期日記です
今月は週末の天気や月齢の関係に加え、お彼岸で帰省もしたので星見と山は前半の2回だけでした。そこでまた、9日夜の会津駒から撮った星景です。
この夜は雲が出て星景のコンディションが良くありませんでしたが、尾瀬方面の雪景色と星のコラボは素晴らしかったです。
次の写真は定番の冬の大三角。同じような写真が多くてすみません。
会津駒ヶ岳と北斗七星、カシオペア、北極星です。これもフィルター無しで星が滲んでくれました。
この夜、会津駒ヶ岳山頂にはイグルーを作った人1名とテン泊者1名がいらっしゃったようです。静かな夜、日没後に北斗七星がこの角度まで登ってくると、雪山にもかかわらず、春がすぐそこまで来ている感じがします。
下の写真は、日付が変わった夜明け前、カシオペアが越後駒の山頂をかすめる構図です。広角レンズしか持っていなかったので、かなりトリミングしています。以前は「トリミングは邪道」とストイックに思っていましたが、最近は「山ならそれもありかな」と自分の中の規律(?)が大分緩んできました。
3月10日の明け方に会津駒ヶ岳で撮った夏の天の川です。中央に輝くのは木星になります。これもソフト・フィルターは着けていませんが、滲んでくれました。
明け方になり、前夜の雲はとれた(薄れた)のですが、東から南にかけて低い雲が居座り、黒く写ったのは少し残念でした。でも、明け方に夏の天の川を見ると冬の終わりを実感します。
と言いつつ、今週末はいきなり寒気が戻ってきました。東京では開花したばかりの桜も、びっくりしたことでしょう。私は広島の誰もいない実家へ戻っていましたが、ダウンを着こんで過ごしました。それでも、行きつ戻りつ、確実に春が近づいていますね。
3月9日から10日にかけて会津駒ヶ岳へ行ってきました。
燧ケ岳・至仏山・平ヶ岳をバックにした、雪原と冬のダイヤモンドと火星のコラボになります。この日は夕方から雲が出てご覧のような天気でしたが、おかげてフィルター無しで星が滲んでくれました。
「行く冬を惜しむ」というタイトルは、左上に獅子座の大鎌が入っていることもあって思いつきました。今年は雪が少ないまま、冬山シーズンが終わりそうですね。続きもアップしたいのですが、週末は実家へ帰ったりするため、来週以降になりそうです。
3月2日夜の続きです。
赤面山山頂の先から那須連峰と冬の星座を撮ったあと、後ろ(東)の空を振り返ると北斗七星と牛飼い座のアークトゥルスが昇ってきていました。「春遠からじ」を感じ、赤面山頂、白河の街明かりと共に撮ったショットです。
今回も3月2日に赤面山で撮影した星景写真を紹介します。
那須岳(茶臼岳)、朝日岳を前景にした冬の大三角です。左下方向は那須の街灯りで明るいですが、ほぼ思っていたイメージで撮ることができました。個人的にはかなり満足感の高い1枚となりました。
※ 過去に記した撮影データについて補足説明することがあります。私はソフトフィルター有りと無しとで複数枚撮影し、それぞれをSEQUATORでスタックしてからPHOTOSHOPで合成することが多いです。そのプロセスを例えば、「フィルター有り・無しで7枚を撮影してそれぞれSEQUATORで処理し・・・」と記載していました。でも、最近気づいたのですが、これは正確ではありません。実際には〈フィルター有り6枚とフィルター無し1枚〉と〈フィルター無し7枚〉の2セットをそれぞれSEQUATORで処理しています。(その際、PHOTOSHOPで合成する際の位置合わせのため、共通するフィルター無しの1枚を基準画像にします。) 申し訳ありませんが、過去の撮影データについては、この説明を以って読み替えて頂きますようお願いします。
【春よ、来い~冬のダイヤモンドが那須のお山に傾く】
今週末も出かけていたので、3月2日に赤面山から撮った星景の現像が進んでいませんでした。那須連峰の主脈(那須岳、朝日岳、三本槍岳)と冬の星座を絡めた3ショットをお届けします。
1枚目は赤面山の山頂から撮った那須連峰主脈と冬のダイヤモンドです。題名ですが、この写真を撮っているとき、夜なのに鳥のさえずりが風に乗って聞こえてきました。雪景色ですが、もう春が近いんだなあ、と思いながら撮ったショットです。
【那須のお山を駆ける冬の星座たち】
那須の山を画面にもっと入れたくて、赤面山の山頂から前岳側に少し下ったところから撮りました。山頂以上に強風(10メートル超?)で、PCで見るまでは「ぶれているんじゃないか」と心配しながらの撮影でした。
【カシオペアから大犬まで~赤面山にて】
赤面山の山頂越しに魚眼で撮ったショットです。ここなら風は弱かったので、最初はここから撮りました。山頂は風の通り道なんでしょうね。この写真はソフトフィルター無しで撮り、Photoshopで輝星に滲みを加えたものです。魚眼なら不自然さがどうにか許容範囲でしょうか? ソフトフィルターをレンズの後ろに付けた方が星はきれいに写りますが、前景が雪山だとフィルター無しの方が好みです。
那須三本槍岳の東側にある赤面山(あかづらやま)で星を撮ってきました。
ギリシャ神話では、オリオンはプレアデス姉妹を追いかけまわしていたそうです。間にいるヒアデスはプレアデスの異母姉妹。オリオンに「やめなさい」と言っているんでしょうか? 今は軍神アレス=火星(写真では赤面山山頂標識の上に赤く輝いています)もオリオンに「こら!」と言っているのかもしれません。
おうし座の一等星アルデバランはヒアデス星団の一部だとずっと思っていました。でも、地球から見たら偶然重なっているだけで星団とは無関係だそうです。アルデバランは富と幸福の前兆だとか。今度は何か願いをかけてみましょうかね?