9月に伊予ヶ岳で撮った写真を素材にして、かねてからトライしようと思っていた星景モザイク撮影をやってみました。上の写真がその結果です。(この手法、パノラマ撮影と言うべきなのかもしれませんが、私、モザイクとパノラマの違いがよくわかっていません。ただ、私の場合はそれほど広範囲に合成するわけではないため、モザイクという言葉を使っています。)以下、順を追って説明します。 “房総を昇る冬のダイヤモンド(モザイク星景テスト①)” の続きを読む
雲間の黄葉八ヶ岳
日曜日に阿弥陀岳に登ってきました。トルコ旅行やラグビー・ワールドカップ観戦に行ったため、山行きは(伊予ヶ岳を除いて)8月25日の日光男体山以来です。
行者小屋から中岳のコルへ向かい、小休憩。阿弥陀岳に取り付きます。途中で権現岳の方を見ると、雲が湧いて稜線の黄葉と絡まる光景が何か神々しい。八ヶ岳の紅葉は針葉樹の緑の中に点在する感じで、まとまって目に付くのは黄葉です。(行者小屋周辺や南沢のあたりは全般的にまだ紅葉していませんでした。もう少し秋が深まるとカラマツが綺麗ですよね。)
番外編 暮れゆくイスタンブル
トルコ番外編の最終回です。
17日、フリータイムの締めは、日本でメール予約しておいたイスタンブル新市街のホテル最上階にあるレストラン。
モダン・アナトリアンとのことでしたが、素材がトルコで味付けはフレンチのような洋風。それまで毎日伝統的なトルコの味付けで少し飽きていたこともあり、とても美味しくいただきました。プリ・フィックス(前菜、メイン、デザート)とグラス・ワインを少々注文しましたが、前菜の前にアミューズが2皿出てきたので量的にもちょうどよかったです。 “番外編 暮れゆくイスタンブル” の続きを読む
番外編 トルコ・イスタンブル
16日は夕方まで日本語ガイド付きで、我々夫婦と別の日本人女性1名で行動しました。行ったのは、アヤ・ソフィア寺院、トプカプ宮殿、グランド・バザール、地下宮殿、ブルー・モスク。トプカプ宮殿ではハレムの見学が入っていなかったので、追加で入場料を払って入場しました。いずれも見ごたえ十分。2万歩近く歩いて夕方にはみんなクタクタになってましたがね。
(この手のツアーは土産物屋をコースに組み込んでいます。でも、お菓子、トルコ石、革ジャケット屋の3発はいくら何でも多すぎ。しかも、イスタンブル(旧市街)商人の売り込みは日本人のおとなしさにつけこむ強引なもので、一緒になった日本人女性は欲しくないものを買わされて少し気の毒でした。イスタンブルは公共交通も使いやすいので、日本の旅行社のツアーに参加しないのも選択肢ですね。)
番外編 トルコ・カッパドキア
パムッカレ最寄りのデニズリ空港からカッパドキアの玄関空港となるカイゼリまで飛行機の直行便は飛んでないようです。14日は朝5時10分の飛行機でいったんデニズリからイスタンブルへ飛び、そこからカイゼリへ向かって到着は午前10時前でした。
この日は晴れ、と思っていたら、午後になってやはり雨がポツリポツリ。ガイドさん(日本語)が、快晴なら暑くてつらい、と慰めてくれました。ギョレメ屋外博物館、ローズ・バレーを見ます。
番外編 トルコ・パムッカレ
一週間、妻とトルコへ旅行してきました。晴れればカッパドキアあたりで星景写真(満月期だったので比較明を予定)を撮ろうと思っていたんですが、前半は天気が悪く日程的にも強行軍だったため、果たせませんでした。
ブログのテーマである星も山も関係ありませんが、番外編として数回、紹介させていただきます。撮影機材は「富士フィルム X-E3 + XC16-50㎜」のお気楽コンビです。
房総を昇る冬のダイヤモンド
外房を昇る冬の大三角と双子
伊予ヶ岳で撮った星景写真の続きです。
前回アップした夏の大三角が西の東京湾に沈んでいく頃、反対側の東側に目を向けると、こちらは冬の大三角が東の外房を昇ってくるところでした。関東はまだまた暑いですが、季節は確実に歯車を回していますね。
画面中央下やや左で雲が照らされているあたりは、鴨川市街でしょうか? 市街地の色かぶりの処理がむずかしく、空の色がまだらになっているのはご容赦ください。でも、少し上の方の星空は暗くて綺麗でしたよ。
東京湾に沈む夏の大三角(房総・伊予ヶ岳)
金曜日の夜、千葉方面は夕方から久しぶりに晴天が広がりました。日曜日には台風15号が直撃しそうだし、ワンチャンスにかけてみることに。
ラグビーWC前哨戦の日本対南アフリカをテレビで見た(南ア、本気でしたね…)後、南房総の伊予ヶ岳へ向かいます。伊予ヶ岳は標高336メートルの低山。調べてみたら、2013年1月に星を撮りにきたことがあります。(その時は、曇が多くて写真になってませんでした。)途中で1時間ほど仮眠し、1時から登り始めて南峰到着まで約40分です。山頂直下だけ、ロープ付きの急登がありますが、夜間でも特に危険はありませんでした。ただ、気温25度で湿度が高いこの時期、低山登りは暑いです。汗かきの私はシャツが絞れるくらい汗をかきました。
天文薄明まで2時間ほど星景写真を撮ったので、何回かに分けて紹介します。
到着した時、「夏の名残り」とも言える夏の大三角が東京湾に沈んでいくところでした。東京湾と星空の組み合わせは、私にはとても新鮮でした。左下の房総半島側の双耳峰は「南総里見八犬伝」の舞台となった富山(とみさん)です。
現像して拡大してみたら、画面中央の下寄り(アルタイルの右下)に富士山が写っていました。夜間登山の明かりも見えますね。
太郎山星景(2014年7月)
先日、日光男体山に行った時の写真をアップしましたが、そう言えば、5年前にお隣の太郎山へ星景写真を撮りに行ったことを思い出しました。太郎山は男体山と女峰山の子供(長男)なんだとか。相変わらず全然晴れてくれないのでその時の写真を現像しなおしてアップします。
写真を見ながら思い出しましたが、この時はナイトハイクで太郎山へ登りながら途中で夏の銀河を撮ったのでした。北関東の光が結構明るいなあ、と思いましたが、木々がシルエットとして浮かび上がったため、絵になりました。今回は、5年前はなかったSEQUATORを使ってみました。前景に木があるのにこれだけ合成してくれるとは、フリーソフトなのに大したものです。