昇る夏の銀河~西伊豆にて

2020年2月24日 4時36分頃 カメラ:EOS R(HKIR改造) レンズ:Sigma 15mm F2.8 魚眼 (F3.2) 露出20秒 ISO 3200  8構図をImage Composite Editor でパノラマ合成。各構図は「フィルターなし2枚」と「ソフト・フィルター(Lee 3)あり1枚+フィルターなし1枚」をそれぞれSEQUATORでスタックし、Photoshop、Lightroom、Flat Aide Proで処理。

明け方、夏の天の川が伊豆の山並みの向こうに昇ってきました。そこで、さそり座から夏の大三角までを魚眼パノラマで撮ってみました。パノラマを使って魚眼の歪みを抑える手法は湯淺光則さんの記事を参考にしましたが、まだ発展途上なのでこれから改善していきたいと思っています。

アルタイルの下のあたりの遠くの山並みは天城連山です。

伊豆に昇る蠍と火星

2020年2月24日 4時01分頃 カメラ:EOS R(HKIR改造) レンズ:Sigma 14-24mm F2.8 (24mm、F2.8) 露出8秒 ISO 8000  「フィルターなし8枚」と「ソフト・フィルター(Lee 3)あり1枚+フィルターなし7枚」をそれぞれSEQUATORでスタックし、Photoshop、Lightroom、Flat Aide Proで処理。

上の写真の前に撮った、さそり座と火星です。火星はまだ接近してないんでしょうね。アンタレス(火星に対抗する者)に負けてます(笑)

この日は富士山も霞みがちで、大気光も強かったようです。それでも、Sigma 14-24mm が「使える」ことがわかったのは収穫でした。

 

 

木星、土星、火星と銀河(2018年7月)

2018年7月14日21時16分頃 D810A Sigma 15㎜ Fisheye F2.8(F3.5 )ISO3200 露出15秒  星野部(5枚をSequator)、地上部(10枚をPhotoshopで加算平均)、境界部1枚をPhotoshopでマスク合成。

今朝、台風6号は三重県に上陸しました。で、今週末も家にいます。

手持ち無沙汰から昨年の同時期に越後駒ケ岳から魚眼で撮った写真を再現像してみました。今年の夏の星座は、昨年さそり座の右、てんびん座のあたりにいた木星が銀河の真ん中に来て土星がはじき出され、火星は全然違う場所(かに座としし座の間あたり)にいます。惑星を「惑う星」とはよく言ったものですね。 “木星、土星、火星と銀河(2018年7月)” の続きを読む

雪景色と銀河~15㎜による2枚

あと3週間くらい、諸般の事情で山にも星見にも行けない状態が続きます。
関東は梅雨空が続いており、晴れないことによるフラストレーションはありませんが、そもそも休めていないので別の意味のフラストレーションは募ります(苦笑)。
そこで本日は、今年4月に撮った写真の中から、まだアップしていなかった2枚を現像してみました。季節外れになりますが、広角15㎜で撮影した雪景色と銀河のコラボをご覧ください。

〈雪原の向こうに銀河〉
2019年4月13日 2時25分頃 カメラ:NIKON D810A レンズ:Zeiss Distagon 15mm F2.8 絞りF3.5 露出15秒 ISO 5000   星野用に「フィルター(Lee3)有り4枚+フィルター無し1枚」と「フィルター無し5枚」をそれぞれSEQUATORでスタックし、その後、前景用に「フィルター無し5枚」を加算平均したものと共にPhotoshop & Lightroomで処理。
1枚目は、磐梯山火口壁の向こうに見える夏の銀河です。縦位置にして銅沼の凍結した湖面に降った雪面の割合を増やしました。コラボをご覧ください。

〈雪の荒沢岳と銀河〉
2019年4月29日 2時00分頃 カメラ:NIKON D810A レンズ:Zeiss Distagon 15mm F2.8 絞りF3.2 露出15秒 ISO 6400    星野用に「フィルター(Lee3)有り4枚+フィルター無し1枚」と「フィルター無し5枚」をそれぞれSEQUATORでスタックし、その後、Photoshop & Lightroomで処理。

2枚目は、荒沢岳と夏の銀河です。越後駒ケ岳に行く途中から撮りました。早く夏山と星空に出会いに行きたいものです。

越後駒 さそり座2態

<荒沢岳と夏の銀河>

2019年4月29日 1時20分頃 カメラ:NIKON D810A レンズ:AF-S 35mm F1.8(F2.5) 露出6秒 ISO6400 「フィルター(Lee3前面)有り7枚+フィルター無し1枚」と「フィルター無し9枚」をそれぞれSEQUATORでスタックした後、Photoshop&Lightroomで現像処理。

前回に引き続き、越後駒ヶ岳の手前から撮った星景です。今回はさそり座を35㎜で撮った2つの写真を紹介します。

1枚目は、月が出る前に荒沢岳(左下)を借景したさそり座~射手座~たて座の銀河です。真ん中の大きな輝星は木星、左下の輝星は土星になります。当日はこの時間まで雲があり、左上に写っている黒い雲が流れて行ったあと、しばらく快晴になりました。

それにしても、暗い空だとこんなに銀河写るんですね。昔はフィルムカメラ(ASA400)を望遠鏡に載せ、手動ガイド15分でもここまで写ったかどうか? それが今は、固定撮影の6秒露出(ISO6400)を重ね、ソフトウェアを使うと地上風景も止まって写るなんて! 「もうすぐ人口流星群が実用化される」なんていうニュースを見ると顔をしかめてしまいますが、私も技術の進歩の恩恵を受けていることは間違いない事実です・・・。

<月照らす中岳、兎岳と木星、蠍>

2019年4月29日 3時8分頃 カメラ:NIKON D810A レンズ:AF-S 35mm F1.8(F2.8) 露出6秒 ISO6400 星野用に「フィルター(Lee3前面)有り8枚+フィルター無し1枚」と「フィルター無し9枚」をそれぞれSEQUATORでスタックした後、Photoshop&Lightroomで現像処理

2枚目は月が出て、薄明が始まる直前のさそり座を撮った写真です。右の山は中岳、左は兎岳(多分?)。

月光が雪面に映す自分の影を見ながらシャッター音を聞き、蠍を見上げては宇宙の神秘を思いました。

月光・越後駒ヶ岳と銀河~平成最後の星景写真

2019年4月29日 2時43分頃    カメラ:NIKON D810A  レンズ:Zeiss Distagon 15mm F2.8 (絞りF3.2) 露出15秒  ISO 6400          星野用「フィルター(Lee3)有り8枚+フィルター無し1枚」と前景用「フィルター無し9枚」をそれぞれSEQUATORでスタックし、その後、Photoshop & Lightroomで処理。

4月28日から29日にかけて、平成最後の星景テント泊として越後駒ヶ岳へ行ってきました。移動性高気圧に覆われたにもかかわらず雲りがちでしたが、29日午前1時頃からほぼ完璧に晴れてくれました。翌朝起きたら雲が薄っすらと広がっていたので、本当に僥倖としか言えません。

写真は、2時過ぎに昇ってきた月齢23の月が画面の左側にあり、日の出ならぬ月の出に赤く照らされた越後駒と夏の銀河、木星を超広角レンズで捉えたものです。カメラのモニターを見た時、違う惑星にいるような気持ちがしました。

前日の降雪、当日この時間帯だけの快晴、昇ったばかりの下弦過ぎの月、越後駒のどっしりたおやかな姿、そして暗い空と美しい星。役者が揃い、時を得ることもできました。平成最後の山行きでこの写真が撮れ、とても満足です。

<夜が明けて>

X-E3 XC16‐50㎜ 4月29日 8時16分 Lightroomでパノラマ合成

この写真は、星景撮影から一夜明けたテン泊地から越後駒をパノラマで撮ったものです。

<前駒から望む越後駒>

X-E3 XC16‐50㎜ 4月28日 14時13分

前日(28日)、テン泊地に荷物をデポして前駒まで行き、越後駒の山頂を写したもの。ここまで来ながら、時間切れで山頂へ行くことは叶いませんでした。登頂は令和の宿題となった格好です。

それにしても、素晴らしい山、素晴らしい星空でした。

 

磐梯山火口壁を登る蠍と銀河(銅沼から)

2019年4月13日 1時11分頃  カメラ:NIKON D810A レンズ:AF-S 35mm F1.8G 絞りF2.5 露出5秒 ISO5000  *星野用に「フィルター(Lee3)有り10枚+フィルター無し1枚」と「フィルター無し11枚」をそれぞれSEQUATORでスタックしたもの、前景用にフィルター無し11枚をPhotoshopで加算平均したものをPhotoshop&Lightroomで現像処理。

先週金曜日、半休をとって夕方自宅を出発、磐梯山へ向かいました。夜10時頃から裏磐梯スキー場のゲレンデを1時間強ほど登り、銅沼(あかぬま)から星景写真を撮ることができました。

磐梯山火口壁は大迫力。さそり座、木星、夏の銀河が昇ってきたのが櫛ヶ峰(左側の山)と天狗岩(右側の尖がり)の間で、現像してみたら「登って」いくように見えたのでこのタイトルにしてみました。前日(?)降雪したおかげで、今季のこの時期にしては山にも雪が着いてくれていました。なお、火口壁がそそり立っているため、南中しても蠍の尻尾までは見えません。

僕の最近の星撮りは空の状態が今一つだったのですが、この夜は雲一つなく綺麗に晴れてくれました。土曜の夜は雲が出そうだと思って金曜日に会社を早退したのが吉と出た格好です。何カットか撮れたので、追々ご紹介したいと思っています。

下の写真は翌朝(正確には当日の朝)、銅沼から見た櫛ヶ峰と火口壁です。

4月13日6時48分頃。X-E3/XC16-50㎜で撮影した3枚からLightroomでパノラマ合成。

磐梯山の山頂(剣ヶ峰)は画面右端の外側の奥の方になります。銅沼からは火口壁に遮られて見えません。次の写真の通り、下のスキー場からだと、火口壁(木の上)の向こうに巨大で真っ白な剣ヶ峰が顔を覗かせていました。

X-E3/XC16‐50㎜(50㎜) 大幅トリミングしたので解像度が低下しています。

最後に、火口壁に上がって望む剣ヶ峰はこのように見えます。右側の黒っぽい尖がりが天狗岩、左のどっしりした頂が磐梯山山頂になります。星もよかったけど、山もよかったです。

13時24分 X-E3/XC16-50㎜(16㎜ F10)

雪原と夜明けの夏の銀河

2019年3月10日4時20分頃   カメラ:NIKON D810A レンズ:Nikkor AF-S 20mm F1.8G 絞りF2.8 露出10秒 ISO 3200 11枚をSEQUATORで合成し、その後、Photoshop&Lightroomで合成及び現像処理。

3月10日の明け方に会津駒ヶ岳で撮った夏の天の川です。中央に輝くのは木星になります。これもソフト・フィルターは着けていませんが、滲んでくれました。

明け方になり、前夜の雲はとれた(薄れた)のですが、東から南にかけて低い雲が居座り、黒く写ったのは少し残念でした。でも、明け方に夏の天の川を見ると冬の終わりを実感します。

と言いつつ、今週末はいきなり寒気が戻ってきました。東京では開花したばかりの桜も、びっくりしたことでしょう。私は広島の誰もいない実家へ戻っていましたが、ダウンを着こんで過ごしました。それでも、行きつ戻りつ、確実に春が近づいていますね。