会津駒雪景色と冬の星座

2019年3月9日 20時02分頃   カメラ:NIKON D810A レンズ:Zeiss Distagon 15mm F2.8 絞りF3.2 露出15秒 ISO 4000     フィルター無し7枚をSEQUATORで合成し、その後、Photoshop、Lightroomで処理。

今月は週末の天気や月齢の関係に加え、お彼岸で帰省もしたので星見と山は前半の2回だけでした。そこでまた、9日夜の会津駒から撮った星景です。

この夜は雲が出て星景のコンディションが良くありませんでしたが、尾瀬方面の雪景色と星のコラボは素晴らしかったです。

次の写真は定番の冬の大三角。同じような写真が多くてすみません。

2019年3月9日21時07分頃    カメラ:NIKON D810A レンズ:Nikkor AF-S 20mm F1.8G 絞りF2.8 露出10秒 ISO4000    フィルター無し7枚をSEQUATORで合成し、その後、Photoshop&Lightroomで合成及び現像処理。

 

北天~雪山に春を告げる

2019年3月9日 19時33分頃     カメラ:NIKON D810A レンズ:Zeiss Distagon 15mm F2.8 (絞りF3.2) 露出15秒 ISO 4000    フィルター無し7枚をSEQUATORでスタックした後、Photoshop&Lightroomで合成及び現像処理。

会津駒ヶ岳と北斗七星、カシオペア、北極星です。これもフィルター無しで星が滲んでくれました。

この夜、会津駒ヶ岳山頂にはイグルーを作った人1名とテン泊者1名がいらっしゃったようです。静かな夜、日没後に北斗七星がこの角度まで登ってくると、雪山にもかかわらず、春がすぐそこまで来ている感じがします。

下の写真は、日付が変わった夜明け前、カシオペアが越後駒の山頂をかすめる構図です。広角レンズしか持っていなかったので、かなりトリミングしています。以前は「トリミングは邪道」とストイックに思っていましたが、最近は「山ならそれもありかな」と自分の中の規律(?)が大分緩んできました。

2019年3月10日 3時23分頃 カメラ:NIKON D810A レンズ:Nikkor AF-S 20mm F1.8G 絞りF2.8 露出10秒 ISO 5000 「フィルター有り(Lee 5)6枚+フィルター無し1枚」と「フィルター無し7枚」をそれぞれSEQUATORで合成し、その後、Photoshop&Lightroomで合成及び現像処理。

雪原と夜明けの夏の銀河

2019年3月10日4時20分頃   カメラ:NIKON D810A レンズ:Nikkor AF-S 20mm F1.8G 絞りF2.8 露出10秒 ISO 3200 11枚をSEQUATORで合成し、その後、Photoshop&Lightroomで合成及び現像処理。

3月10日の明け方に会津駒ヶ岳で撮った夏の天の川です。中央に輝くのは木星になります。これもソフト・フィルターは着けていませんが、滲んでくれました。

明け方になり、前夜の雲はとれた(薄れた)のですが、東から南にかけて低い雲が居座り、黒く写ったのは少し残念でした。でも、明け方に夏の天の川を見ると冬の終わりを実感します。

と言いつつ、今週末はいきなり寒気が戻ってきました。東京では開花したばかりの桜も、びっくりしたことでしょう。私は広島の誰もいない実家へ戻っていましたが、ダウンを着こんで過ごしました。それでも、行きつ戻りつ、確実に春が近づいていますね。

行く冬を惜しむ~会津駒ヶ岳

2019年3月9日20時35分頃  カメラ:NIKON D810A  レンズ:Sigma 魚眼 15mm F2.8 絞りF3.5 露出20秒 ISO 5000   7枚をSEQUATORで合成し、その後、Photoshop、Lightroomで現像処理

3月9日から10日にかけて会津駒ヶ岳へ行ってきました。

燧ケ岳・至仏山・平ヶ岳をバックにした、雪原と冬のダイヤモンドと火星のコラボになります。この日は夕方から雲が出てご覧のような天気でしたが、おかげてフィルター無しで星が滲んでくれました。

「行く冬を惜しむ」というタイトルは、左上に獅子座の大鎌が入っていることもあって思いつきました。今年は雪が少ないまま、冬山シーズンが終わりそうですね。続きもアップしたいのですが、週末は実家へ帰ったりするため、来週以降になりそうです。