赤岳鉱泉の夜~冬の星座

2019年2月2日22時26分~32分  D810A Distagon 15mm F2.8 星空=F3.2 13秒 ISO3200 5枚をSequator 処理。 前景=同上、F値とISOを変えて撮ったファイルをPhotoshopで合成。

先週末、赤岳鉱泉でテント泊してきました。この日はアイスキャンディー・フェスティバルでにぎわっていました。夕方から星景撮影に出かけ、夜戻ってきてみたら、静寂の中、アイスキャンディーの向こう、阿弥陀岳の上に冬の大三角が・・・。思わず、カメラを取り出して撮影したカットです。人工物の入った星景写真は好みではありませんが、これは自然の厳しさの中で鉱泉の灯りに照らされる氷の柱が妙に暖かく感じられ、わりと気に入っています。

今回は踝を痛める不覚をとってしまい、翌日は靴と擦れてひりひりする足を騙しながら何とか八ヶ岳山荘の駐車場まで下山しました。写真撮影のために山を始めて4年たちますが、体力の衰えを止めるのがやっとで、なかなか山歩きの力がつきません。でも、自然の中に入ってこういう写真が撮れたりすると、苦労してもいいからまた行こう、と思ってしまいますね。

 

三ツ頭と冬の星座

2018年12月30日 22時12分頃
NIKON D810A / Distagon 15mm F2.8 : F3.2 15秒 ISO3200
自作滲みフィルター付き7枚をSequatorで合成処理し、PhotoshopとLightroomで現像。

三ツ頭で年末に撮った冬の星座です。
もう少し先に行けば富士山が見えたはずなんですが、風が強いのと寒いのとでテントの傍から離れる気がしませんでした。
正月休みは一泊くらいして星撮りしたいと思っていましたが、何かと雑用があって果たせませんでした。焦らず、でもチャンスは逃さない姿勢で今年は山と星を楽しみたいと思います。

冬の大三角~西湖に傾く

2018年12月16日 3時58分頃
NIKON D810A + AF-S 20mm F1.8G F3.2 露出13秒 ISO 3200
※ 星野=滲みフィルター(Lee 3)あり4枚となし1枚をSequator処理。前景はフィルターなし5枚を加算平均して Photoshopでマスク合成。その後、PhotoshopとLightroom で現像。

雪頭ヶ岳から降りてきて高速に戻る途中、西湖の東岸で冬の大三角が沈んでいくのが見えました。車を止め、岸辺のボートを入れて撮った一枚です。
西湖からは根場でないと富士山星景は撮れないみたいですね。でも、山に挟まれた空間にオリオン、大犬、子犬がぴったりはまり、アルデバラン(おうし座)もぎりぎり残っていて、割りと気に入っています。

富士山と冬の大三角~雪頭ヶ岳より

2018年12月15日23時59分前後 
D810A / AF-S 20mm F1.8 (F2.8) / 13秒 / ISO3200
※「Lee3フィルターあり5枚と同なし1枚」と「その逆」をSEQUATORで合成し、Photoshopで統合。スキー場の明かりはISO800で露出を落としたものをPhotoshopでマスク合成

前回の続きです。星に合わせた露出のままだと、スキー場の明かりが富士山の山際を超えて空まで届き、見られたものではないため、苦肉の策を弄してここまで持ってきました。