先週の土曜日(1月11日)、赤岳に登ってきました。
今年は暖冬ですが、一応厳冬期に赤岳に登頂したのは私にとって初めての経験。50代半ばで山に登り始め、目標にしていた「冬の赤岳」を還暦直前に達成できて素直にうれしいです。 “冬の赤岳” の続きを読む
南極老人星~赤岳に輝く
恭賀新年
2020年を迎えました。本年もよろしくお願いします。
新年の最初を飾るのは、昨年末に赤岩の頭から撮った一枚です。静寂と雪明りの中で赤岳の向こうにシリウスが煌々と輝くのを見ていたところ、赤岳の右側に赤い星が・・・。カノープスです。八ヶ岳越しに見えるとは思っていませんでしたが、赤岳と中岳の間のなだらかな窪みの空間に顔を出してくれました。 “南極老人星~赤岳に輝く” の続きを読む
冬の大三角~八ヶ岳に立つ
今月はインフルエンザに罹ったりして、山も星撮りもできない日々が続きました。仕事納め(27日)の翌日、赤岳鉱泉にテント泊してナイトハイクで赤岩の頭へ行き、今年最後の星景写真を撮ってきました。今年2月にほぼ同じ場所へ行ったので、今回が事実上2度目のトライになります。
気温は-10℃くらい、微風という好条件下で3時間ほど過ごしました。来年は仕事面で変化を迎えそうな予感のする中、山の神様とお星様に感謝と加護を祈って下山したのでした。 “冬の大三角~八ヶ岳に立つ” の続きを読む
文三郎尾根を昇るオリオン
前回に続き、行者小屋と八ヶ岳文三郎尾根の間で撮影した冬の星座をお届けします。
雲間の黄葉八ヶ岳
日曜日に阿弥陀岳に登ってきました。トルコ旅行やラグビー・ワールドカップ観戦に行ったため、山行きは(伊予ヶ岳を除いて)8月25日の日光男体山以来です。
行者小屋から中岳のコルへ向かい、小休憩。阿弥陀岳に取り付きます。途中で権現岳の方を見ると、雲が湧いて稜線の黄葉と絡まる光景が何か神々しい。八ヶ岳の紅葉は針葉樹の緑の中に点在する感じで、まとまって目に付くのは黄葉です。(行者小屋周辺や南沢のあたりは全般的にまだ紅葉していませんでした。もう少し秋が深まるとカラマツが綺麗ですよね。)
赤岳と冬の大三角
現像に手間取ってしまいましたが、2月2日に赤岳鉱泉に泊まった夜、赤岩の頭の下まで行って撮った星景写真を載せます。雲が何度も出ましたが、この前後は少し星空が広がってくれました。行く前は赤岳天望荘の灯りがもっと目立つかと思っていましたが、そうでもありませんでした。甲府方面の光害で天望荘の灯りが目立たないという面もあるのでしょうね。 星も山も、美しい夜でした。
ついでに、もう少し早い時間に15mmで撮った写真も載せておきます。これは前回、Photoshopによる滲み処理の作例で載せたものと同じファイルで滲ませ加減を弱くしたものです。この時は15mm用の前面ソフト・フィルターを使わなかったため、フィルター有り無しの作品はありません。今になってとても後悔しています。