浅間山とオリオン(2年前)

 

2017年01月22日00:01:51 カメラ:D810A レンズ:AF-S 35mm F1.8G(F2.8) 露出:8秒 ISO:3200 星空は滲みフィルターあり2枚とフィルターなし3枚、地上部はフィルターなし7枚をPhotoshopで加算平均。

前回のポストは先週行った前掛山でした。実は、賽の河原あたりにテントを張って星景を撮ろうと思っていましたが、浅間山荘の方に「国立公園だからテントは1年中禁止です」と言われ、断念しました。私の理解が間違っているかもしれませんが、公園でのテントが(許可された場所を除いて)法律で禁止されていることは知っていますが、冬期は慣例上許されているところも少なくないと思っています。でも、地元の人にダメだと言われれば強行できません。潔く、テントやフルサイズ一眼、レンズを車に置き、でかいザックで日帰りしました。どうしても星景を撮ろうと思ったら、条件の良い時にナイトハイクでピストンするしかありませんね。

そのかわり、と言ってはなんですが、2年前に浅間牧場から撮った浅間山星景をアップします。D810Aで撮った第1号だったような気がします。このときは火山活動が活発で火映が写っています。前回アップした写真の反対側(浅間山の北西)からになります。

三ツ頭と冬の星座

2018年12月30日 22時12分頃
NIKON D810A / Distagon 15mm F2.8 : F3.2 15秒 ISO3200
自作滲みフィルター付き7枚をSequatorで合成処理し、PhotoshopとLightroomで現像。

三ツ頭で年末に撮った冬の星座です。
もう少し先に行けば富士山が見えたはずなんですが、風が強いのと寒いのとでテントの傍から離れる気がしませんでした。
正月休みは一泊くらいして星撮りしたいと思っていましたが、何かと雑用があって果たせませんでした。焦らず、でもチャンスは逃さない姿勢で今年は山と星を楽しみたいと思います。

2019年迎春~南八ヶ岳主群と北天

2018年12月30日22時23分頃
D810A / Distagon 15mm(F2.8) F 3.2 露出15秒 ISO 4000
自作滲みフィルター付き7枚をフィルター無し7枚をそれぞれSequatorで処理。
現像等にはPhotoshopとLightroomを使用。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

12月30日の夜、三ツ頭でテント泊して星を撮ってきました。当日は冬型が少し緩む(等高線が広がる)という予報。実際、日中は風も弱く穏やか。安心してテントを張りましたが・・・、舐めてました。
日が傾くにつれて風が強まり、テントが飛ばされないか心配になる有り様。気温もテント内で最低-21度。カメラのバッテリーはどんどん駄目になり、三脚も「ぶれてるかな?」と心配しながらの撮影でした。撮れた構図はわずか2カットのみ。
山の体力・技術・知識、星撮りの実践について、反省と学ぶことが多い年の瀬の山行きでした。

写真は八ヶ岳オールスターズと北天の豪華な共演です。
権現から赤岳まで、三ツ頭から望むこの構図は本当に素晴らしいと思います。今年はまだ雪が少ないんでしょうか? 北斗七星、小北斗、カシオペアにおまけで二重星団(カシオペアの上)とアンドロメダ大星雲(画面左上隅)も写っています。
本当はこの後、同じ構図で北天日周運動を撮ろうと思っていたんです。でも、待機時に三脚が風で倒されたため、めげて諦めました(苦笑)。いつになるか、移動性高気圧のときに再トライしたいと思います。

翌朝、三ツ頭から (Fuji XE-3  /  XC-16-50mm)

冬の大三角~西湖に傾く

2018年12月16日 3時58分頃
NIKON D810A + AF-S 20mm F1.8G F3.2 露出13秒 ISO 3200
※ 星野=滲みフィルター(Lee 3)あり4枚となし1枚をSequator処理。前景はフィルターなし5枚を加算平均して Photoshopでマスク合成。その後、PhotoshopとLightroom で現像。

雪頭ヶ岳から降りてきて高速に戻る途中、西湖の東岸で冬の大三角が沈んでいくのが見えました。車を止め、岸辺のボートを入れて撮った一枚です。
西湖からは根場でないと富士山星景は撮れないみたいですね。でも、山に挟まれた空間にオリオン、大犬、子犬がぴったりはまり、アルデバラン(おうし座)もぎりぎり残っていて、割りと気に入っています。

富士山と冬の大三角~雪頭ヶ岳より

2018年12月15日23時59分前後 
D810A / AF-S 20mm F1.8 (F2.8) / 13秒 / ISO3200
※「Lee3フィルターあり5枚と同なし1枚」と「その逆」をSEQUATORで合成し、Photoshopで統合。スキー場の明かりはISO800で露出を落としたものをPhotoshopでマスク合成

前回の続きです。星に合わせた露出のままだと、スキー場の明かりが富士山の山際を超えて空まで届き、見られたものではないため、苦肉の策を弄してここまで持ってきました。

  

冬のダイヤモンド~苗場山 中の芝から


2018-11-11 04:04頃 D810A / Distagon15mm F3.2
露出20秒 ISO 4000 
自作滲みフィルター(前面)使用5枚&不使用ファイル2枚をSequatorで処理
⇒ Photoshop、Lightroomで現像

午前1時前から歩き始めて約2時間、中ノ芝で撮影。神楽ヶ峰の方角で光害は非常に少なかったのですが、大気の状態は今一つで、現像で強調処理するとガス領域以外も赤くなってしまいます。

「冬のダイヤモンド」って言葉、子供の頃は知りませんでした。昔からあったのかな? ベテルギウス(オリオン座)やカストル(双子座)をハブいて六角形に見立てるのは、僕に言わせれば相当無理があるような気がします。でも、写真撮るときはこの切り取り方が結構便利なんですよね。大犬の下半身を除外して冬の星座を一網打尽にする理由にできますから。

火星と木星の競演~はじめまして

2018-07-14 21:37頃  D810A / Distagon 15mm F3.5
露出 15秒×6 Sequator → Photoshop & Lightroom
ISO 3200 場所:越後駒ヶ岳

はじめまして。最初の投稿は、今年7月に越後駒ヶ岳で撮った夏の銀河と木星(右の白い輝星)、大接近中の火星(左の赤っぽい輝星)のコラボです。今年の夏はこの豪華な組み合わせが特徴でしたね。実は銀河の中に地味に土星、本来なら火星のライバルのアンタレス(さそり座の一等星)もいるんですが・・・。前方に中ノ岳も見えます。

ガスと夜露がすごくてヒーターがきかず、レンズプロテクターを拭きながら撮った結果、光芒が放射線状に滲んでしまいました。ある意味、失敗なんですが、これはこれで面白いかな、と思ってます。