今月は星景撮影には行けなさそうな感じです。ブログの更新も諸事情で遅れています。そういうわけで、今日あげるのはまたまた4月29日に越後駒ヶ岳で撮った写真です。
真ん中やや右の橙色の星がアークトゥルス(牛飼い座の1等星)、越後駒の上に輝く青白い星がスピカ(おとめ座の1等星)になります。星座としては、牛飼い座とおとめ座のほか、かんむり座、てんびん座、かみのけ座などが写っています。越後駒が少し赤いのは、月の出が間近だったせいでしょうか?
春の星座はやっぱり地味ですね。1等星(アークトゥルス、スピカのほかに獅子座のレグルスがあります)が少ないせいだと思っていましたが、考えてみれば、秋の星座(=フォーマルハウトのみ)よりは多いんです。春は2等星が少ないのか、はたまた、秋のようにギリシャ神話的なストーリーに乏しいせいか、とか考えてみましたが、よくわかりません。それはさておき、春の星座は地味でも味わい深い、と思えるようになったこの頃です。
今日は日帰りで尾瀬の燧ケ岳へ行ってきました。カメラを車の中に置き忘れたため、俎嵓(まないたくら)からスマホで撮った柴安嵓の写真をご紹介します。左手に至仏山と尾瀬ヶ原が見えています。カメラを忘れて(小型)三脚だけザックに付けて歩いた愚か者ですが、雪の柴安嵓に登れたのはちょっとうれしかったです。